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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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真昼の情事

こないだの昼飯たばこん時、ぬくかったけん散歩しちょったら、ま~ず、おっきゃんくちなわが二匹もおって、おべたとまっしゃいね。
シマヘビ
シマヘビ(縞蛇)
ナミヘビ科ナメラ属

よ~にみたら、ふたつともシマヘビだったども、なんだいからみあって、えなげなふうをしちょったわね。
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合体

家にえんでから、調べたらなんが今んごが、つるん頃だげなわ。初めてくちなわが、つるんじょ~とこ見たとまっしゃい。そほど。
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春の花々6

カテンソウ
カテンソウ(花点草)
イラクサ科
雄花が開く瞬間が楽しい。雄蕊が弾けるように開き、花粉を撒き散らす。

タネツケバナ

タネツケバナ
タネツケバナ(種漬花)
アブラナ科
春の田んぼを埋め尽くす、白い絨毯の正体。

オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ(大立坪菫) 
スミレ科
画像では見えないけど、距(きょ)が白いのが特徴。

クサノオウ
クサノオウ(瘡の王)
ケシ科
「瘡(くさ)」とは、皮膚病の湿疹のことで、それに対する薬効が優れていることから命名されたのです。

ボタンネコノメ
ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)
ユキノシタ科
地味なようで、実は、はっとするほど鮮やかな方です。

エンレイソウ
エンレイソウ(延齢草)
ユリ科
小雨の中、開いたばかりの瑞々しさ。

オキナグサ

4月13日(日)
三瓶北の原のオキナグサを一週ぶりに見に行った。春植物の成長は目覚しい。

オキナグサ
オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科
先週訪れたときには、蕾もまばらだったのに。
よろしくっ!
三瓶山に「今年もよろしく」。

清久山

4月12日(日)
高の峯山からおりて、昼飯たばこをして「清久山」に向かふ。以前、知人から眺望の良い山と聞いた事があり、いつか登ろうと思っていた。

案内板

登山口の大きな案内板の手前に駐車し、歩き出す。山手の民家の土蔵裏から薄暗い竹林の中へ、そこでマムシグサがお出迎え。
マムシグサ
マムシグサ(蝮草)
サトイモ科
この方は性転換をすることで有名です。


登山道
ところどころに道標があるので、見落とさぬように行きませう。
登山道
竹林を抜けてひたすら登ります。
登山道

高の峯山に比べると少し急登です。一息つきたい所で若干傾斜が緩やかにになり、そこでツルシキミが「たばこすーだわ」と、声をかけてくれました。
ツルシキミ雌花
ツルシキミ(蔓樒)
ミカン科
雌雄別株で、これは雌花。 

ツルシキミ雄花
同、雄花。


水場分岐
立ち寄ってはいませんが、山の中腹には水場があり、この分岐を左にいきます。
登山道
何箇所かロープが、設けられています。そこは本当に滑りやすいので、雨天後には、行かない方がいいですよ。
あと100メートル
この案内板のところで、ミツマタが花を咲かせていました。しばし休憩。
ミツマタ
ミツマタ(三椏・三叉)
ジンチョウゲ科


頂上に到着です。今まで視界が利かなかったので、眺めの良さは格別です。
山頂

高の峯山

4月12日(土)
雲南市大東町の山田地区の東方に鎮座する「高の峯山」、9年前に一度、訪れた山である。地図と記憶を辿りながら、向かふ。

道標
大きな案内板があるので、その脇の狭い舗装道路を入ってゆく。この道の先は、林道作業道「数ヶ畑線」となり、未舗装になる。この作業道をしばらく進むと分岐する地点があり、ここに車を止めることができるが、お勧めしない。林道を歩くのも楽しいから・・・。林道の脇に、 
ハコベ
ハコベ(繁縷)
ナデシコ科

コハコベ
コハコベ(小繁縷)
ナデシコ科

サワハコベ
サワハコベ(沢繁縷)
ナデシコ科
ハコベとコハコベは、同じような日当たりの良いところに生えています。サワハコベは、半日陰~日陰の湿り気のあるところで、見られます。

ナガバタチツボスミレ
ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)
スミレ科

ナガハシスミレ
ナガハシスミレ(長嘴菫)
スミレ科

シハイスミレ
シハイスミレ(紫背菫)
スミレ科

ナガバタチツボスミレは、地際の葉が円心形なのに対し、茎の上位に付く葉ほど、三角状卵形~披針形と細長くなります。 ナガハシスミレは、画像のとおり、距(きょ)がなが~く突き出すので「天狗菫」の別名があります。 シハイスミレは、葉の裏面(背)が紅紫色であることからの命名です。

あ~ぁ、ずっとこごんで歩いちょったら、腰がいたていけんやになぁわ。ちょっこ、上なと見て歩かな。
キブシ

キブシ
キブシ(木五倍子)
キブシ科
背中を伸ばすとキブシイイ~

クロモジ
くろもじ(黒文字)
クスノキ科

ウグイスカグラ
ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科

和名の由来は諸説ありますが、ウグイスが関係していることは確か。熟した実は生食でき、美味しいです。
さて、もうすぐ山頂といふところで、この方がお出迎え。
タムシバ
タムシバ
モクレン科
タムシバなんて変わった名前ですが、これは葉や枝を噛むと少し酸味を伴った甘みがあり、山仕事のおやつ代わり?にかじったことから、「噛む柴」が転訛したものだそうです。実際、山歩きでくたべた時に噛むと爽快な気分に浸れます。

ゆっくり歩いても、1時間ちょっとで山頂です。北方の展望はいいですよ~。

庭の住人17

イズモコバイモの花被が散ってから、どれくらいたったか忘れてしまいました。いい加減な観察者のことは気にも留めず、花は着実に子孫を実らせていました。
イズモコバイモ

日光浴

ニホンカナヘビ
ニホンカナヘビ(日本金蛇)
カナヘビ科カナヘビ属
花を撮影していたら、傍らにいらっしゃった。「気持ちいいから、邪魔しないでね」と、目が訴えていた。

春の花々5

セリバオウレン
セリバオウレン(芹葉黄連)
キンポウゲ科
もう、実になりかけている株がほとんどで、名残の花です。

ヤマルリソウ
ヤマルリソウ(山瑠璃草)
ムラサキ科
とても綺麗な青色です。

ネコノメソウ
ネコノメソウ(猫の目草)
ユキノシタ科
ネコノメソウ

ウリカエデ
ウリカエデ(瓜楓)
カエデ科
雌雄別株で画像は雄花。

アオキ雌花
アオキ(青木)
ミズキ科
これは、雌花。
アオキ雄花
これは、雄花。

オキナグサ

4月6日(日)
今月の終わりに三瓶北ノ原で、オキナグサの観察会が開かれます。ちょっと、用事があったのでついでに気になるオキナグサの現況を確かめに三瓶まで。

オキナグサ
オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科
寒さから身を守る毛が印象的です。 すぐ横では旅立ちの準備が、
クモの子
いったい、何匹いるのでしょうか?

西の山へ

4月5日(土)
好山病(こうざんびょう)に侵されているメンバーが多い「おとしぶみ山岳部」。その中でも重症の4人で益田の山に登ってきました。まず、益田市街の西方に、美しい円頂形の山容を見せる、「大道山」(おおどうやま)標高420m。この山は山頂にテレビの中継アンテナがあるため、山頂まで車が通れる道があり、登山道もその道を歩くのです。未舗装なのが救いですね。

大道山登山口
大道山登山口
登山道の傾斜も緩やかで、登山道脇の樹や草花を眺めながらゆっくり歩きます。
タチツボスミレ
タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科

キブシ
キブシ(木五倍子)
キブシ科
50分足らずで山頂へ到着。ベンチや東屋が設置されています。トイレもあります。早速、昼飯たばこをして記念撮影。そして下山、次の山へ。


次に向かったのは、石見横田から匹見川沿いに国道488号線を上った、日原町との境ちかくにそびえる、「天狗山」標高436m。
天狗山登山口
天狗山登山口
ここから、七滑ノ滝(なめらのたき)まで沢沿いに歩きます。
清流
こんな綺麗な流れです。ここの上にある七滑ノ滝は別名「手水ノ滝」とも呼ばれここで手を洗い清めて、山頂の小さな社に参拝するのです。足元には湿った場所が好きな、コチャルメルソウが花をつけています。
コチャルメルソウ
コチャルメルソウ(小哨吶草)
ユキノシタ科
面白いというか、不思議な形の花ですね。(なんでこげなかっこになっただぁか、おもっしぇが。)
滝を過ぎると、沢から離れて少し急登になります。ここでは、シュンランが、「見て見て」と言わんばかり。
シュンラン
シュンラン(春蘭)
ラン科
そして、シハイスミレも、
シハイスミレ
シハイスミレ(紫背菫)
スミレ科

山頂近くには、コバノミツバツツジが花を咲かせていました。
ミツバツツジ
コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)
ツツジ科

さて、山頂には大きな岩があって、そこに登ると最高の展望が開けます。写真は無いので登って見てください。