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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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大江高山 花の山

先日、大江高山に登ってきました。 この時期の大江高山は菫の仲間がたくさん咲いているんです。


この日は昨日の雨の影響か、山頂はガスの中に隠れている大江高山です。

登山口に向かって歩く道端には、ウマノアシガタ、カキドオシ、ムラサキケマン、タチツボスミレなどが咲いています。(画像は無いです)

杉の植林地の間を行く箇所を過ぎていくと、段々つづら折りの道になっていきますが、雨の後はすごく滑りやすい道なんですよ。





トキワイカリソウ(常盤碇草)
メギ科

この方々は、登山道わきにずっと見ることが出来ますね。





マムシグサ(蝮草)
サトイモ科

葉っぱが展開しだしました。このモデルの方は、雄株でした。 仏炎苞に隙間があります。





ミヤマカタバミ(深山傍食)
カタバミ科

ずっとガスっていたせいか、葉っぱがまだ睡眠中?





ヒゴスミレ(肥後菫)
スミレ科

咲きだしの薄紅が入った花被がすごくきれいなんです。






アカネスミレ(茜菫)
スミレ科

花柄も葉っぱにも短毛がびたくさん生えています。そこが愛らしいんだな。





アケボノスミレ(曙菫)
スミレ科

まだ、葉っぱは見えていません。





スミレサイシン(菫細辛)
スミレ科

この方も葉っぱの展開よりも先に花を咲かせます。


菫の仲間は他にも、「ナガバタチツボスミレ」「タチツボスミレ」「オオタチツツボスミレ」「シハイスミレ」の花を確認しました。





イズモコバイモ(出雲小貝母)
ユリ科

川本町の群生もいいですが、此処のぽつんぽつんと咲いているのもまた格別。





ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科

株が年々減っているような気がします。 少し心配です。





アセビ(馬酔木)
ツツジ科

草本ばかり見ていたら、足元に白いぼんぼりが落ちていました。 見上げたら、馬酔木さんでした。





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三瓶小豆原の花々 4

4月5日(火)

昨日の雨模様から一転、好天の一日でしたが風は少し寒かった「三瓶小豆原」でした。 それでも昼飯たばこに徘徊です。





キランソウ(金瘡小草)
シソ科

別名、「地獄の釜の蓋」と名付けられたのも納得の姿、地面にべたっとひろがってます。 虫刺されや、化膿した切り傷等に用いられた民間薬でもあります。






ツルカノコソウ(蔓鹿の子草)
オミナエシ科

咲きだしていました。 咲き始めは小花が集まって見えるので目立ちます。






センボンヤリ(千本槍)
キク科

この画像では別名の「ムラサキタンポポ(紫蒲公英)」が信じてもらえませんね。






ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
シソ科

もう今では、日本全国津々浦々で見ることが出来る外来植物ですねemoji







オオバタネツケバナ(大葉種漬花)
アブラナ科

「葉っぱが写っていないじゃないか~」「はい、すみません」  「ちゃんと写すようにします。」







ミドリハコベ(緑繁縷)
ナデシコ科

言わずもがな、春の七草のひとつです。 花言葉は、「ランデブー」、「追想」、「集合」、「愛らしい」、「私と逢って頂けますか」







ノミノフスマ(蚤の衾)
ナデシコ科

花言葉は「いじらしい」だそうです。 小さい花は皆そのように思われます。






トキワイカリソウ(常盤碇草)
メギ科

此処で、この花に出逢えたのは初めてでした。 ちょっと嬉しかったです。



三瓶小豆原の花々 3

4月3日(日)

埋没林公園の花壇?は、味気ないコンクリ縁石のようなものでぐるりと囲まれています。 その縁石とアスファルトの境目には小さなひび割れがよく見られますが、そんな場所を好んで?生活の場にする方々がいらっしゃいます。

此処では、「ヨモギ」さん、「ヒメスミレ」さん、「アリアケスミレ」さんを確認いたしました。
このお三方を代表して「アリアケスミレ」さんの登場です。




アリアケスミレ(有明菫)
スミレ科


三瓶小豆原の花々 2

4月2日(土)

今日も日差しの気持ち良い一日でした。 標高200m付近の三瓶小豆原でも桜が見ごろを迎えてきました。

お昼休みに埋没林公園の周りをぶらぶらふらふら。





ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)
スミレ科







ヒメウズ(姫烏頭)
キンポウゲ科






オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科





オキナグサに関して云えば、このモデルの方は自生の物ではありませぬ。 埋没林公園の花壇?らしき場所に植栽されている方々です。

三瓶小豆原の花々 1

3月30日(水)

三瓶山北の原から三瓶ダム方面に下っていく途中、大田市三瓶町多根(おおだしさんべちょうたね)に小豆原(あずきはら)という地区があります。

そこには、ユキワリイチゲも咲いていますが、今日の天気では花を閉じていて、モデルになってくれそうもありません。


そこで、他のモデル探しです。





ヤブツバキ(藪椿)
ツバキ科





ヤマネコノメソウ(山猫の目草)
ユキノシタ科





タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科






話は違いますが、小豆原には三瓶山の噴火時の火砕流等で埋もれた、およそ4千年前(縄文時代)の森を見ることが出来る「三瓶小豆原埋没林公園」があります。

三瓶山北の原では・・・

3月30日(水)

今日は大気が不安定。 曇り一時雨でした。 平野部ではかなり桜の開花が進んできています。 三瓶に向かう道筋でも、山の斜面にちらほら「ソメイヨシノ」ではない桜が咲きだしているようです。

三瓶北の原は、桜の季節にはもう少しかかりそうです。  道端でこんな方を見ることが出来ますよ







ニワトコ(接骨木)
スイカズラ科



草原では、




オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科


草丈は5cmもないのに、蕾を付けたオキナグサ。 

花咲く日を待ちながら。

三瓶山北の原の花々 1

3月20日(日)

彼岸に入って暖かな日が続きます。 昼飯たばこに恒例のお散歩です。 なにか、花が見えないかな~





こげな葉っぱが生えちょーます。 株元の枯葉の隙間から

ミヤコアオイ(都葵)
ウマノスズクサ科

こげな花が見えちょーます。 この辺りにはたくさんあーます。


次は仕事帰りに、駐車場のところで

アオイスミレ(葵菫)
スミレ科


此処三瓶山北の原でも、アオイスミレが咲きだしました。 ここのは草丈2~3cmほどで、とても可愛いです。

ダンコウバイ咲く

3月18日(金)

三瓶山北の原キャンプ場内に、ダンコウバイという名の樹木があります。 毎年、この木の花が咲くのを今か今かと見に行きます。 今年は咲き始めに行けなかったですが(恐らく16日頃?)、可愛いボンボンのように枝にくっついて咲いていました。




3月6日に撮影





3月7日に撮影





3月14日に撮影





3月18日に撮影
ダンコウバイ(檀香梅)
クスノキ科



この花が終わると葉が展開し始めます。 葉っぱも可愛い感じですよ。 葉っぱを揉んでかずめば(嗅げば)良いにほひ。(意見には個人差があります)

川本町のイズモコバイモ 2

3月15日(火)

好天と休日が久々に重なり、ルンルンでイズモコバイモに逢いに行きました。 川本町へは3月3日以来です。

平日ではありましたが、団体さんで大賑わいでありました。 もう少しゆっくりじっくりコバイモさんと話がしたかったのですが、









 











「また逢いに来るよ」

今朝の男三瓶

3月12日(土)

今朝は冷え込みましたね。 私の車は全天候駐車なので、フロントガラスも屋根も真っ白に凍てついていました。

国道9号線を西に進み、神戸川を渡るとき、前方に白く輝く三瓶山が 「早く、溶ける前に撮影に行かなくちゃ



2016年3月12日 8時25分頃