令和2年3月1日(日)川本町内のイズモコバイモ自生地に於いて、「イズモコバイモ祭り」が始まった。毎年3月中開催となり、開催期間中には、サヒメル(三瓶自然館)から学芸員を招いて観察会も催される。しかし、今年は、コロナウイルスの影響で、例年通りには開催されないようだ。今年は降雪も少なく、温暖な冬であったことから、開花状況は例年より早いとのこと。イズモコバイモ(出雲小貝母)
実生から花を咲かすまで5~6年かかります。花をつける株は葉が5枚ついています。上の画像でも5枚の葉っぱが確認できます。花を咲かせた株の右隣の葉っぱも、イズモコバイモの葉っぱですが、この株はまだ花を咲かせるほど成長していないので1枚です。花を咲かせるイズモコバイモはこんな形で地上に現れます。5枚の葉っぱがたたまれた状態です。やがて葉っぱが開いていき、中から蕾が姿を見せます。
葉っぱで大事な蕾を包んで地中から出てくるんですね。
すごく可愛らしい。 春の陽光を浴びて思いっきり背伸びしているかのようです。