201104/22 登山道整備 山行 0 4月21日(木)男三瓶山の姫逃コースと名号コースに倒木が数か所あるので、その処理をするため、4人で男三瓶山に登頂した。標高1,000mあたりから残雪があり、歩きづらかったが、終日穏やかな天候で仕事とはいえ、山歩きが楽しめた。花はまだまだこれからというところ。4月24日開催の「早春の男三瓶を歩く」のときにどれくらいの花が見れるか、少し心配だ。男三瓶山頂から望む避難小屋名号コースに降りる手前で咲いていた蕗の薹ムシカリ(オオカメノキ)の花芽ツノハシバミの雌花と雄花序 PR
201008/11 会津駒ケ岳 ・ 平ヶ岳 4 山行 0 7月31日(土)3:00 起床。もう少し眠りたかったが、今日はいよいよ「平ヶ岳」登山である。登山口~山頂往復ノンストップで10時間かかるので、日帰りをするなら、ゆっくりはしていられない。3:30 小屋出発。出発前に降っていた雨はあがっていた。清四郎小屋から登山口まで舗装道路を歩く。4:10 登山口へつく。登山届けをポストに入れて、いざ山道へ。暫くは林道を歩く。15分ぐらい歩いたろうか、急登が始まった。尾根まで上がる頃には空は明るくなって周りの峰々が見渡せるようになってきた。その中でも目立つのはやはり「燧ヶ岳」だ。少し、傾斜が緩やかになったとこは「やせ尾根」と呼ばれるところだが、想像していたものほどでは無かったので、すんなり通過。そして、「前坂」と呼ばれる急登に向かう。この急坂はたしかにきつい。息をあげながら、重い足を引っ張りあげる。6:40 「下台倉山」というピークに着く。ここまで2時間半かかっている。このペースで歩き続ければ、10時過ぎには平ヶ岳山頂に立てるかな?急登は一旦終わり、何度かのアップダウンを繰り返しながら緩やかに高度を上げてゆく。ガスがかかったり晴れたりするなか、遥か彼方に山頂部が平らなピークが一瞬見えた。「平ヶ岳だろうか?」 それにしても、ぬかるみが多い。木道が朽ちているところも多くあった。9:15 また、急登が始まる。おそらく、これが「池ノ岳」への登りなのだろう。此処を登りつめれば、「姫ノ池」や大小の池塘に咲く花々に出逢えるはずである。 「もうひと頑張りだ」10:10 遂に「姫ノ池」まで来た。池ノ岳から平ヶ岳を望む「姫ノ池」の周りの木道がテラス状になっているところで、ザックを降ろし、暫しこの風景を愉しむ。が、まだ「平ヶ岳」には着いてないよ。10:50 相棒「S」より30分遅れで「平ヶ岳」山頂へ到着。 慌ただしく昼飯を済ませ、「平ヶ岳」のシンボルへ向かう。11:30 「玉子石」に到着。玉子石「平ヶ岳」を構成する斑状花崗岩で出来ているのだそうで、風化浸食に弱いのでいずれ崩壊するとの事。さて、下りは4時間ぐらいかかるので、「此処にもう暫く留まりたい」という欲は捨て、降りることに。さて、この長い下りで遂に私の足裏が音を上げてしまった。 思えば、「会津駒ヶ岳」で雨の中を歩いた時に靴が何故か内側まで濡れてしまい、それを乾かす間も無く、足は蒸れ、皮がふやけ、遂には剥けてしまったのである。さぁ、一歩ずつ足裏から痛みが襲う。踏ん張りが利かなくなるから、慎重になり過ぎて、歩みはカタツムリの如く。 変にかばいながら歩くものだから終いには膝が違和感を訴えてくる。 相棒「S」に少し荷物を持って貰い、なんとか下っていく。16:00過ぎ、登山口に迎えに来ている「尾瀬散策チーム」から無線が入る。「予定より遅れているようなので心配している」との事。事情を説明すると、メンバー「I」さんが空荷で登って来るらしい。17:00過ぎ、「I」さんと合流。荷物を少し持って貰う。だいぶ楽になった。17:30 登山口に着く。 他のメンバーと再会。 ホット一息。結局、下りに4時間50分かかってしまった。車に乗り込み、最終お宿の「ゆのたに荘」へ向かう。19:30 「ゆのたに荘」着。 まず、一風呂といきたかったが、私のせいでチェックインが遅れたため、食事を先にして欲しいと言われた。皆様、すみません。宴も短く切り上げて、一風呂浴び、部屋に戻り足の手当てをし、程無く爆睡。8月1日(日)他のメンバーの話によると、昨夜、「火災警報器」が鳴ったそうで、我々を起こそうとドアを叩いたが「二人共、起きてこなかった。」らしい。幸い警報は誤作動だったのだが、もし、本当に火災が起きていれば・・・???さて、朝食を済ませて帰るとしますか。あっ、「平ヶ岳」で写した植物をUPしてなかった。ハクサンフウロ(白山風露)フウロソウ科ハクサンコザクラ(白山小桜)サクラソウ科コバイケイソウ(小梅蕙草)ユリ科モミジカラマツ(紅葉落葉松草、紅葉唐松)キンポウゲ科
201008/09 会津駒ケ岳 ・ 平ヶ岳 3 山行 0 7月30日(金)の続き。チングルマ(稚児車)バラ科ほとんどの株がこういう姿になっていました。 勝手に「タカネオキナグサ」などと呼んではいけませんよ。ミヤマコゴメグサ(深山小米草)ゴマノハグサ科登山道脇の崩壊地などで、よく見かけました。 草丈は15cm程度です。マルバダケブキ(丸葉岳蕗)キク科これから開こうかといったところでしょうか。 直径8cm位の大きな頭花になります。クルマユリ(車百合)ユリ科はっと眼の覚めるような鮮やかな色合いです。 鳥肌がたちました。ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)ツツジ科可愛らしいピンク色の花冠が印象に残りました。 別名「ツリガネツツジ」といいます。ツマトリソウ(褄取草、端取草)サクラソウ科和名の由来は、花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目(おどしいろめ)の一つである褄取りに似ているため。日本の鎧は「小札(こざね)」と呼ばれる鉄片を、革や組糸、綾紐等で綴じ連ねて製作しました。この構成を「威(おどし)」と称しますが、綴じる際に用いた革や糸は「威毛」と呼ばれ、白のほか赤、緋(ひ)、紅、紫、浅葱(あさぎ)、萌黄(もえぎ)、縹(はなだ)、黒などに染めれ、1色あるいは数色を組み合わせてさまざまの美しい色目を表現しました。その色目のなかに「褄取り」と呼ばれるものがあります。チシマザサ(千島笹)イネ科別名「ネマガリタケ」です。 まだ食したことがありません。 ネバリノギラン(粘り芒蘭)ユリ科ちょうど、大津岐峠に良いモデルさんが佇んでいらっしゃったので、撮影です。ちょうど10:00になりました。まだ先が長いのにちょっとゆっくりし過ぎましたね。 少し歩みを速めましょう。マイヅルソウ(舞鶴草)ユリ科樹林帯の中の道脇には、実をつけた「マイヅルソウ」さんが沢山。11:50にようやく「キリンテ登山口」に降りついた。 尾瀬御池行きのバスを待つ間に、バス停前にある「みやまえ食堂」で玉子丼と缶ビールで昼食たいむ。12:27にバスで尾瀬御池に向けて出発。 そこでは、「御池田代」と「スモウトリ田代」と呼ばれる湿地を少し散策する予定。キンコウカ(金黄花、金光花)ユリ科「スモウトリ田代」で「キンコウカ」さんを撮影。 会津駒ケ岳でも咲いてたなぁ。15:25に予約しておいた会津乗り合いバスで「鷹ノ巣」へ向かう。今夜の宿、「清四郎小屋」があり、明日目指す「平ヶ岳」の登山口がある地区だ。15:50、「鷹ノ巣」に到着。今夜のお宿「清四郎小屋」続く
201008/06 会津駒ケ岳 ・ 平ヶ岳 2 山行 0 明けて7月30日(金)。 4:30起床。外を見るとやはりガスで景色は見えず。 ま、それでも山頂には行っておこうと身支度を整え(とはいっても軽装備)、5:00に小屋を出た。木道をゆっくり歩いて5:30に会津駒ケ岳山頂へ着く。少しずつガスが薄くなってゆく。記念写真を写して、小屋へと引き返す。その途中で少しだけ花を写すことが出来た。コバイケイソウ(小梅蕙草)ユリ科素晴らしい「コバイケイソウ」さんの群落に出逢えた。 何年かの周期でよく咲く年がくるのだそうだが、小屋の奥さんによると今年は当たり年?だそうで、見事な花つきだそうだ。 なんか得した気分。ハクサンコザクラ(白山小桜)サクラソウ科雨はあがっていたが、雫をまとった「ハクサンコザクラ」さん。 愛おしい。ベニバナイチゴ(紅花苺)バラ科この方は湿ったところが好きです。 枝や葉っぱに棘がありません。 集合果は美味しくないそうです。アラシグサ(嵐草・暴風草)ユキノシタ科木道と木道の間にちょこんと花が見えたので、近寄ってみましたが、最初はどなたか判りませんでした。小屋にあった高山植物の図鑑を見て「アラシグサ」さんとわかりました。ように小屋まで戻ったら、青空が見え出してきた。しばらくすると山頂が見え出した。「駒ノ小屋」のそばの「駒ノ池」に写る「逆さ会津駒ケ岳」。この景色が見れて、うれしかった。小屋で朝食を食べ、7:30に小屋のご主人、奥さんに暇乞いして下山開始。降りのルートは富士見林道で大津岐峠まで行き、峠からキリンテ口へ下ります。このルートもお花畑が次々に現れますが、あまりゆっくりしていると、バスに間に合わなくなるので、そこそこに。ホソバノキソチドリ(細葉木曽千鳥)ラン科亜高山の湿り気のある草原がお好みで、此処では沢山見ることが出来ますよ。イワイチョウ(岩銀杏)ミツガシワ科この方も沢山見ることが出来ました。 「ミツガシワ」さんの花弁に密生する毛を綺麗に剃ると「イワイチョウ」さんに似ています?。アカモノ(赤物)ツツジ科花弁の赤みが印象的です。白い花弁のものが多い中ちらほら薄紅色の花をつけた方がいらっしゃいました。エゾシオガマ(蝦夷塩釜)ゴマノハグサ科クリーム色の花弁が素敵な方です。「葉までうつくしい。」シオガマギクさんの仲間です。ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)キク科平地で見られる「コウゾリナ」さんよりも柔らかそうな感じに見えます。が、やはり剛毛があり多少ざらざらしています。ハクサンシャジン(白山沙参)キキョウ科別名「タカネツリガネニンジン」。 「ツリガネニンジン」の高山型と云われていますが、決定的な違いがなく、「ハクサンシャジン」を認めない見解もあるそうです。 ま、この方々にとってはどうでもいいことでしょうけど。続く。
201008/05 会津駒ケ岳 ・ 平ヶ岳 1 山行 0 私のパソコン部屋は2階にあり、冷暖房不完備の為、これだけ猛暑が続くと、ブログ更新中に熱中症になってしまうんじゃないかと、思う。 汗を掻き掻き、記事を書く。7月28日(水)の夕刻、出雲を出発した「おとしぶみ山岳部」の4・5人?は、東出雲でもう一人拾い上越を目指す。 上越でもう一人拾い計6.5人になったメンバーが奥会津檜枝岐村(ひのえまたむら)に着いたのは、7月29日(木)の10時過ぎだ。 村役場の近くの滝沢登山口で私とSの2名が車を降り、会津駒ケ岳を目指す。後の4.5名は尾瀬散策だ。12:00に登り始める。登山口から山頂までは標高差にして約1,200m。約3時間の歩行時間である。 天気は昨日からの雨が降ったり止んだりを繰り返している。 まあ、雷鳴がしないだけましか。ソバナ(岨菜、蕎麦菜)キキョウ科登り始めて暫くして出逢ったのが「ソバナ」さんである。今年は初見であったので感激もひとしおだ。樹皮が傷つけられた樹々がけっこう見られた。 なんでこんなことをするのか?怒りを通り越して悲しくなってしまった。 『我々はどれだけ自然の恩恵で生かされているのか、知った上でのことか~』15:07 「駒ノ小屋」がガスの中に見えてきた。手続きを済まし、空荷で山頂へ行こうと思っていたがガスは濃くなる、風は強い、ときおり雨足も・・・小屋の周りの池塘をみて感激する。 チングルマ、イワイチョウ、コイワカガミ、ワタスゲ、ベニバナイチゴ、モミジカラマツ、そしてハクサンコザクラ。感動を伝える写真が撮れなくてすみません。小屋に戻り、一杯飲り、フリーズドライの簡単な夕食を済ませ、他の宿泊の方々、山小屋のご主人と奥さんとで、楽しい宴20:00 消灯。 おやすみなさ~い。
201007/23 久々の山行 山行 0 7月21日(水)連日の猛暑に頭もとろけてきたあきあかねは、大山に登ろうと思い立ち、早朝から出掛けました。大山のシルエット身体が鈍っていたので夏山登山道を4時間以上かけてゆっくり歩きました。身体の疲れがとれていないので、今日はここまで。後日、写した画像をUPしていきます。
201006/08 大神ヶ岳~赤谷山 山行 0 6月6日(日)6月13日(日)に行う「登山観察会」の下見をするために、匹見の奥、広島県との境近くに鎮座する「大神ヶ岳(だいじんがたけ・だいじんがたき)」と「赤谷山(赤谷山)」へ向かった。 私は10年ぐらい前に大神ヶ岳には登ったが、それっきり、むろん赤谷山は未踏であった。吉賀町の七日市から主要地方道42号線を匹見に向かう。「三葛」地区を過ぎて少し行くと「三坂八郎林道」へと。林道に入ってから10分足らずで、見覚えのある登山口についた。ところが、車が数台停められるスペースは満杯、林道にも車が路肩に寄せて停めてある。全部で20台近くになろうか。この日は6月第一日曜日、大神ヶ岳の中腹に祀ってある「山葵天狗社」のお祭りで、神楽が奉納され、そして山開きでもあったのだ。我々も車を路肩に寄せて停めた。林道と云っても登山口の付近は広く作ってあり、脇を車が通り抜けられる。準備をしようと車から降りるとすぐそばに、コバンノキ(小判の木)トウダイグサ科コバンノキが可愛い花をつけていた。準備を整え、歩き出す頃には祭りが終わり、人々が登山口へ降りてきた。登山口にある鳥居をくぐり、杉の植林地の中を行く。のっけから急登だ。植物を観ながらゆっくり行こう。チャルメルソウ(哨吶草)ユキノシタ科結実したチャルメルソウが木漏れ日を浴びて浮かんで見えた。タチシオデ(立牛尾菜)ユリ科「山アスパラ」と云う愛称で呼ばれるタチシオデ。 天ぷらやおひたしで食すると美味いとか。 おひたしにするときは、もちろん「塩で」茹でて。タニギキョウ(谷桔梗)キキョウ科まだ、蕾の株がたくさんあったので、13日も花が見れるといいなぁ。ハスノハイチゴ(蓮の葉苺)バラ科木苺の仲間で唯一、白い集合果をつけるハスノハイチゴ。美味しそうに見えないけど。(おめさんに食わせようとしている訳じゃない)旬の花々を見ながら歩くと、疲れも吹き飛ぶ。(それは気持ちの上だけで、身体は正直だ。 (-_-;) )植物を観察しながら、ゆっくりしても一時間ちょっとで大神ヶ岳山頂に着いた。この懸崖の上に立つと素晴らしい眺望が待っている。 ゆっくりしたいのだが、まだ先があるのでこの頂きに暇乞いをする。赤谷山への縦走路へ入るとすぐ、急な下りだ。 一気に標高差80m近く下る。(もったいないなぁ) そして同じくらい登る事になる。(わしゃ、しわーてやれん)花でも見て気を紛らすか。クルマムグラ(車葎)アカネ科オオバノヨツバムグラ(大葉の四葉葎)アカネ科コバノフユイチゴ(小葉の冬苺)バラ科ニワトコ(接骨木)スイカズラ科ミヤマガマズミ(深山莢迷)スイカズラ科オトコヨウゾメ(男莢迷)スイカズラ科80m近く登ると、「1170ピーク展望地」と呼ばれる見晴らしのいい場所がある。 大神ヶ岳が見えた。ここから赤谷山に向けての道は少し下りになる。コマユミ(小真弓)ニシキギ科コツクバネウツギ(小衝羽根空木)スイカズラ科ツクバネソウ(衝羽根草)ユリ科やがて、目の前に「立岩」と呼ばれる岩峰が見えてきた。この岩峰の頂きに向かって道は延びている。 また急登だ。 登りきる手前にはロープが設けてある。 ロープを過ぎると足元にご褒美があった。イワカガミ(岩鏡)イワウメ科岩峰の頂きに登り詰めると、またいい眺め。 頂き直下には、この白い玉々は、な~んだ?カマツカ(鎌柄)バラ科立岩を過ぎると、赤谷山の頂も近い。 ただしあまり展望はきかない。 引き返して、先ほどの「1170ピーク展望地」で昼飯たばこをすーことに。カンサイスノキ(関西酢の木)ツツジ科登るときには、蕾だった「カンサイスノキ」が、開花していた。(嘘をつくなー) はい、すみません。見落としてました。ツタウルシ(蔦漆)ウルシ科此処の山域には「ツタウルシ」が、たくさん見られた。 足元の悪い岩場にもあったので、不用意に触らぬよう、慎重に行動したい。おまけコガクウツギ(小額空木)ユキノシタ科下山後、紙祖川沿いでちらほら見かけたコガクウツギの花。いい匂いがすーかなと思って、かずんだども、ちっとだい、いいことなかった。そほど。
201001/19 恒例の・・・ 山行 0 だいぶん更新をさぼってしまいますた。コタツムリになってしまい・・・エイッ言い訳はやめじゃっ。 ということで(どういうことだ)年の初めの恒例登山の模様を遅まきながらアップします。1月1日(金・祝)「おとしぶみ山岳部・元日登山班」のメンバー3人でサヒメル裏の駐車場から、姫逃コース登山口に向けて歩き出したのが9:40頃。積雪は7~8cmといったところ。気温が低いためさらっとした雪で、サクッサクッグッグッと心地よい感触と音。着雪により、装飾を施された木々の間を行く。二つとない表情にあきがこない。 上の画像は雪化粧を施された「ユズリハ」さんです。モノトーンの世界です。 雪のトンネルの先に見えている足跡のようなものは、前を行く二人のものです。 いつも挨拶を交わす、標高1000m付近の「ブナ」さんまでたどり着きました。 このあたりは、吹き溜まりになると50cm以上雪がありました。油断すると足を取られます。山頂には、11:10頃到着。すぐに避難小屋へと向かう。小屋の中の寒暖計は-9度を指していた。 われわれの他には男三瓶山頂に登った人はいなかった。好山病の三人
200905/25 吾妻山、下見 山行 0 5月23日(土)今月末(5月31日)開催する「登山交流会at吾妻山」の為の下見である。仁多郡奥出雲町三成のサイクリングターミナルの手前の「仁多土木事務所」で待ち合わせし、スタッフSと大峠駐車場にむかう。大峠駐車場には車が5台位停められるスペースがある。車を停めたすぐ上に、「オオバアサガラ」が蕾を用意している。本番には咲いているかな?吾妻山を正面に見据えて大膳原をゆっくり歩く。此処から仰ぐ吾妻山を記念バッジの絵柄にしよう。大膳原は日陰が無いので、カンカン照りだとつらいかも。歩き始めてから2時間ちょっとで山頂に到着。まずまずの眺め。降りは登りと同じコースを歩く。大膳原まで降りたら「大膳原野営場」へ立ち寄って小休止。「マイヅルソウ」の群落がある。駐車場には1時間ちょっとで戻った。印象に残った花は「アカモノ」。アカモノ(赤物)ツツジ科
200905/18 恐羅漢山 山行 0 5月16日(土)私を惹きつけて止まない「西中国山地」。その中で広島県と島根県の県境に在って、1,346mの標高を誇る「恐羅漢山」へ4人で登った。重そうな雲が、今にも泣き出しそうな中を牛小屋高原の駐車場へ向かう。駐車場に着くよりも前に雨が落ちだしてきたが、駐車場には数台の車と中型のバスが停まっていた。小雨の中を「夏焼峠」へ向かって歩き出す。林の中に入ってしまえば、濡れない程度だ。林床には、「ツクバネソウ」、「チゴユリ」、「ホウチャクソウ」、「ユキザサ」が花をつけている。樹々の花も「ミヤマガマズミ」、「オオイタヤメイゲツ」、「アサノハカエデ」、「コバンノキ」などなど。ゆっくりと歩いて、山頂には12時40分頃着いた。天気がよければ、たくさんの人がいるはずだが、我々の他、誰もいない。「旧羅漢山」の方へ向かう途中の林の中で雨を避けて昼食。付近には「サラサドウダン」がたくさんの蕾をつけていた。「恐羅漢山」へ引き返し、「台所原」へ降りる。此処の森は気持ちが落ち着く。「ブナ」や「トチノキ」の巨木が目に付く。此処では「ホオノキ」の葉がまだ開ききっていない。ホオノキの花が観たくて降りてきたのだが。また、「チマキザサ」が花をつけていた。笹・竹類は稀にしか花をつけないので、貴重な体験をしたことになる。「台所原」から林道を歩いて、「早手のキビレ」経由で「夏焼峠」を目指すが、この林道が長い。「なんか知らんがしわーてやれん。」駐車場に戻ると16時をまわっていた。アサノハカエデ(麻の葉楓)カエデ科コバンノキ(小判の木)トウダイグサ科