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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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臥竜山

5月31日(土)
明日(6月1日)の登山交流会のトレーニングを兼ねて、広島県芸北の山「臥竜山」を目指す。この山もブナ林が残っていて、頂上近くに名水が湧出している。その名水を汲んで帰りたい人の為なのかどうか知らないが、そこまで舗装道路がついている。今日、登るルートは「聖湖キャンプ場」近くの登山口からで、わずかだが舗装道路をあるく。ちょっと残念。  登山口に入ってすぐ、見慣れぬ葉っぱをつけた幼木が何本かあった。

カンボク
カンボク(肝木)
スイカズラ科
カンボクという木でたま~にお会いする。

オトコヨウゾメ
オトコヨウゾメ(男ヨウゾメ)
スイカズラ科
同じスイカズラ科のオトコヨウゾメも沢山ありました。ヨウゾメとは、ガマズミの地方名で、ガマズミのような赤い実をつけるが、食べられない。

ヤブデマリ
ヤブデマリ(藪手毬)
スイカズラ科
里地の方では、もう花が終わりかけているけど、標高が高いのでまだ花は咲いていません。

ギンリョウソウ
ギンリョウソウ(銀竜草)
イチヤクソウ科
前述の舗装道路に出くわし、わずかだがそこを歩く。その傍らにギンリョウソウが、こんにちは。
ギンリョウソウ
これは、舗装道路からまた山道に入ってしばらくのところで、こんにちは。


マルバアオダモ
マルバアオダモ(丸葉青梻)
モクセイ科
葉っぱの鋸歯が不明瞭で限りなく全縁に近いです。
マルバアオダモ


ツリバナ
ツリバナ(吊花)
ニシキギ科
マユミのように、秋に赤く熟す実はきれいですね。


クロカンバ
クロカンバ(黒樺)
クロウメモドキ科
この木は広島県のレッドデータに記載されている木です。ちょうど花をつけておりました。
クロカンバ雄花


ニシカワトンボ
ニシカワトンボ(西川蜻蛉)
カワトンボ科
カメラ目線で、ぐぅ~


臥竜山をおりて、近くにある「八幡湿原」に向かいました。遊歩道の脇で花をつけたアズキナシに出逢うことができ感激
アズキナシ
アズキナシ(小豆梨)
バラ科


タベサナエ
タベサナエ(田部早苗)
サナエトンボ科
初めて見るタベサナエにまたも感激
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日晩山、下見

5月24日(土)
今日は、朝から雨が降っていた。「アサダアメ」だ。チャンチャン。・・・・・(-_-;)ちゃんと書きます。6月1日に行ふ登山交流会の下見といふ事で、「日晩山(ひぐらしやま)」を歩いてきました。益田市波田町の真砂地区に登山口があり、案内板が設置されています。

案内板

八幡様の前を通り、最後の民家の前を過ぎると、「日晩峠(ひぐらしとうげ)」への道は山道らしくなってきます。足元にタツナミソウが花をつけておりました。調べてみるとツクシタツナミソウのようです。このあたりは、アベマキが多いですね。出雲部ではまれに見かけるぐらいです。
この時期はツツジ科の低木が花をつけますね。
オオバスノキ
オオバスノキ(大葉酢の木)
ツツジ科
他にもナツハゼやネジキ等が花をつけています。

歩いていくうちに、何やら足元で動き回る小さな生き物が目立つようになりました。
サワガニ
サワガニ(沢蟹)
サワガニ科
雨が降っているので、水辺から離れた場所へ遠征してくるのでしょうか?気をつけないと踏んづけてしまいますよ。

ノイバラ
ノイバラ(野茨)
バラ科
花が咲いていたら是非、かずんでみて下さい。良い香りです。

山頂には、鉄製の展望台が設置されています。風雨が強かったので昼飯を済ませ、すぐ下山。下りは、小さな沢を何回か渡ります。心地よい水の音です。

ナツトウダイ
ナツトウダイ(夏灯台)
トウダイグサ科
葉っぱも花も付き方が面白い方です。

ヤマボウシ
ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科
花は地味で目立たないけれど、4枚の総苞が印象に残ります。


本日の目玉は、「サンコウチョウ」。木立の中を飛ぶ♂の姿を見れたことです。特徴のある囀りもたくさん聞けました。

大万木山、下山後

5月11日(日)
大万木山から降りてきた二人は、国道54号線を南下・・・。その前に、門坂駐車場の傍らに、クロタキカズラが花をつけているのを見つけ、しばし観察。

クロタキカズラ
クロタキカズラ(黒滝葛)
クロタキカズラ科
雌雄異株で、画像は雄株。


・・・で、何処まで話は進んだか・・・そうそう、54号線を南下して、目指したのは「女亀山」(830m)。私が登ったのは、10年ぐらい前に一度。憶えているのは、神戸川の源流の山で木段が多かった事ぐらい。此処で出逢ったのは、
ヒメクロサナエ
ヒメクロサナエ(姫黒早苗)
サナエトンボ科
画像の個体は羽根の一部が変形しています。羽化のとき上手くいかなかったのかな? 上手く飛べて捕食ができるのかな・・・。

シハイスミレ
シハイスミレ(紫背菫)
スミレ科


今年はもう出逢えないと思っていた「ヒトリシズカ」。まだ此処には、30人位いて、賑やかです。But、しかし、やはり、一人、静かにいるほうが風情がある様な気がします。
ヒトリシズカ

ヒトリシズカ
ヒトリシズカ(一人静)
センリョウ科

大万木山

5月11日(日)
来週(18日)行う、山口県の指導員さんとの交流山歩き。その下見を兼ねて、大万木山に登ってきました。「道の駅 頓原」に着いたのが7時、昨日の天候を引きずって少し風が強く、肌寒いです。此処から見る大万木山もすっぽりと雲の中。 合羽を着込んでいざ出陣。

門坂駐車場に車を停め、滝見コースから登ります(本番は逆です)。
コシアブラ
コシアブラ(漉し油)
ウコギ科
とても美味しそうな葉っぱですね。

昨日の雨で、ぬかるんで滑りやすくなった道を、踏ん張りながら登っていくと咲いていました。
サンカヨウ
サンカヨウ(山荷葉)
メギ科
雨に濡れた花が、まるで蝋細工の様です。


次の山?が待っているので?! 山頂通過です。渓谷コースへと向かいます。

ヤマトアオダモ
ヤマトアオダモ(大和青梻)
モクセイ科
別名、「オオトネリコ」。トネリコといえば、バットの材料として有名ですね。

オオカメノキ
オオカメノキ(大亀の木)
スイカズラ科
別名の「ムシカリ」は、虫がこの葉っぱを好んで食べる事からついたそうです。花が咲き出すと甘いにほひがします。

ハウチワカエデ
ハウチワカエデ(羽団扇楓)
カエデ科
出来立ての天狗の羽団扇。まだ、扇げませんね。

本日の大万木山、サンカヨウも見事だったけれど、圧巻はこの方です。
ウスギヨウラク

ウスギヨウラク
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)
ツツジ科
渓谷コース上部では、この方々が次々と現れ、心が洗われました。

寂地山

5月4日(日・祝)
2日の後山は岡山県の最高峰でした。本日は山口県の最高峰「寂地山」(1,337m)に登ってきました。お目当てはカタクリです。ですがこの時期、それだけを見ていたんじゃぁ勿体無い。

シコクスミレ
シコクスミレ(四国菫)
スミレ科
高知県鳥形山で採取されて、学会に発表されるときに「シコクスミレ」と命名されました。

エイザンスミレ
エイザンスミレ(叡山菫)
スミレ科
此処のエイザンスミレは、淡いピンクの花びらが印象的でした。

シロバナニシキゴロモ
シロバナニシキゴロモ(白花錦衣)
シソ科
ニシキゴロモから、色素が抜け落ちたように葉っぱも紫色を帯びていません。

タチカメバソウ
タチカメバソウ(立亀葉草)
ムラサキ科
沢沿いに沢山、見ることが出来ました。


カタクリ
カタクリ(片栗)
ユリ科
話には聞いていましたが、これ程とは沢山のカタクリが出迎えてくれました。
白いカタクリ
突然変異で色素が抜けたカタクリ。葯の色も違いますね。

カタクリをしっかり見て、登りとは違うルートで下ります。おなじみ「オオカメノキ」の花が咲き出したようです。
オオカメノキ
オオカメノキ(大亀の木)
スイカズラ科
大きな装飾花の間で開きだした花。
開花三兄弟
開花三兄弟

ツクバネソウ
ツクバネソウ(衝羽根草)
ユリ科
実をつけると、本当に「羽根つき」の羽根そっくりになります。

チドリノキ
チドリノキ(千鳥の木)
カエデ科
葉っぱだけをを見ると、とても楓の葉らしくないのですが、カエデ科の特徴である「対生」で葉っぱはついていますし、翼果をつけるんですよ。

ウスギヨウラク
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)
ツツジ科
とても上品な色合いです。大好きです。


また季節を変えて行ってみたい山です。

後山

5月2日(金)
好山病のメンバーと二人で、岡山県の最高峰へ向かうこととなった。中国山地東部は兵庫県境にある後山(1,345m)である。さすがに日帰りはきついので、前日の夜出立し米子道から中国道へ、そして中国道の「勝央SA」で車中泊、「佐用IC」から国道373号線へと進み、「駒ノ尾登山口」を目指す。

アリアケスミレ
アリアケスミレ(有明菫)
スミレ科
登山口に向かう林道の脇に「我輩が目に入らぬかー」と、アリアケスミレがありました。
登山口駐車場
駒ノ尾登山口駐車場
この駐車場の横にトイレがあります。さあ登りませう。登りだしてすぐにハウチワカエデが赤い花をぶらさげ、オオカメノキが対抗するかのように白く飾り立てています。
ムシカリ
オオカメノキ(大亀の木)
スイカズラ科

うす曇のなか、ゆっくり歩を進めるうちに額に汗が滲んできます。
シハイスミレ
足元にはシハイスミレが、笑顔をふりまいています。なにか元気付けられます。
展望台

中央奥が後山
画像の中央右のピークが舟木山、中央左が後山です。かなり遠方に感じます。けれど一歩一歩、確実に目指すピークは近づいているのです。
後山山頂
後山山頂に到着。2時間ちょっとで着きました。思ったよりも早かったのは体力がついてきたのかな?いえいえ、花が少なかったせいですよ。

山から降りた我々は、せっかく此処まで来たのだからと、「岡山県立森林公園」に向かいました。園内には、
ザゼンソウ
ザゼンソウ(座禅草)
サトイモ科

リュウキンカ
リュウキンカ(立金花)
キンポウゲ科

キクザキイチゲ
キクザキイチゲ(菊咲一華)
キンポウゲ科

が、咲いていました。他にも、キンキエンゴサク、ショウジョウバカマなど。まだまだ、見て回りたかったのですが時間が押しています。帰途につきました。

三瓶山、山開き

4月27日(日)
この数年、正月に登るだけで花の時期に、歩いたことが無い三瓶山。山開きの日にあわせて、行ってきました。ルートは「名号コース」で男三瓶に登り、「姫逃池コース」で降りです。

ヤマエンゴサク
北の原自然林では見事なヤマエンゴサク畑が見られました。

オオタチツボスミレ
木漏れ日を浴びて気持ちよさそうな、オオタチツボスミレ。

ウグイスカグラ

ウグイスカグラ
ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科

サンインスミレサイシン
サンインスミレサイシン(山陰菫細辛)
スミレ科

小鳥たちの囀りを聞きながら気持ちよく歩いていると、近くで羽音がしました。目をやると、私から2m位離れた地面に、小鳥が降りていて忙しそうに動き回っています。
ヒガラ
ヒガラ(日雀)
スズメ目シジュウカラ科

ヒガラ
ヒガラ
ヒガラ
ヒガラ
なにやら、嘴にくわえて飛び去っていきました。

足元に小さくて目立たないけれど、素敵な花を咲かせる植物がありました。
ヌカボシソウ

ヌカボシソウ
ヌカボシソウ(糠星草)
イグサ科
カメラで覗くと虫の目になったように新たな自然の美が見えてくるようです。

山頂に着くと、山開き神事の準備が整えられていました。お神酒の銘柄が気になります。
お供え

山開き神事
山の神様、今年もよろしくお願いします。

美味しいお神酒を頂いて、良い心持ちになったところでzzz。昼飯たばこをして、下山です。
ナガバモミジイチゴ
ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)
バラ科

クロモジ
クロモジ(黒文字)
クスノキ科

ウリハダカエデ
ウリハダカエデ(瓜肌楓)
カエデ科

色々な動植物に出逢えた事を、山の精霊に感謝して帰りました。

船通山

4月26日(土)
毎年、この時期になると必ず向かう山がある。山頂に咲くあの花を見たくて、もう咲いただろうかと、そわそわするのだ。  まだ暗いうちに家を出て奥出雲へと車を走らせる。亀石コース登山口の駐車場に着いたのは、4:50分。支度を整えて歩き出したのは、5:10分。

朝の月

薄暗い中を、静かに歩いていく。杉の植林地を抜ける辺りでミソサザイの歌が聞こえてきた。小さな身体で本当に大きな声で歌う。
日の出前
すこし、明るくなってきた。もう少しで横道になる。

日の出
横道を歩き出してすぐ、谷向かいの稜線から太陽が顔を出す。 

朝日に染まる
朝日に染まる林を見ていると、気持ちが高揚してくる。

6:10分、鳥上コースとの合流地点に着いた。お目当てのカタクリを探す。
やぁ

やぁ

やぁ
カタクリ(片栗)
ユリ科
蕾の個体が沢山あり、その傍らには、頭に帽子を載せた「カタクリ一年生」が、ありました。
一年生
花を咲かせるまであと6~7年かかります。

山頂
6:15分、山頂へ着きました。もちろん、山頂には私とカタクリだけです。
カタクリ
カタクリ
カタクリ
カタクリ
カタクリ
上の画像のように、陽が当たりだし気温の上昇と共に、花被片が開いてきます。   これが見たいが為、早起きしてきたのに・・・、このあと、天気は下り坂。花被片が開ききるのを見られませんでした。
9:06分、仕方なく下山することに。登るときは薄暗くて、撮影しなかった花を撮りながら、降りましょう。
ツノハシバミ
ツノハシバミ(角榛)
カバノキ科

ムシカリ
オオカメノキ(大亀の木)
スイカズラ科
花被のように見えるのは、装飾花です。

サンインスミレサイシン
サンインスミレサイシン(山陰菫細辛)
スミレ科

エンレイソウ
エンレイソウ(延齢草)
ユリ科

ボタンネコノメソウ
ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)
ユキノシタ科

キクザキイチゲ
キクザキイチゲ
キクザキイチゲ(菊咲き一華)
キンポウゲ科

サンインシロガネソウ

サンインシロガネソウ
サンインシロガネソウ(山陰白銀草)
キンポウゲ科

コチャルメルソウ
コチャルメルソウ(小哨吶草)
ユキノシタ科

ヤグルマソウ
ヤグルマソウ(矢車草)
ユキノシタ科
花期は6~7月。芽出しの頃は異様に赤黒い方です。

清久山

4月12日(日)
高の峯山からおりて、昼飯たばこをして「清久山」に向かふ。以前、知人から眺望の良い山と聞いた事があり、いつか登ろうと思っていた。

案内板

登山口の大きな案内板の手前に駐車し、歩き出す。山手の民家の土蔵裏から薄暗い竹林の中へ、そこでマムシグサがお出迎え。
マムシグサ
マムシグサ(蝮草)
サトイモ科
この方は性転換をすることで有名です。


登山道
ところどころに道標があるので、見落とさぬように行きませう。
登山道
竹林を抜けてひたすら登ります。
登山道

高の峯山に比べると少し急登です。一息つきたい所で若干傾斜が緩やかにになり、そこでツルシキミが「たばこすーだわ」と、声をかけてくれました。
ツルシキミ雌花
ツルシキミ(蔓樒)
ミカン科
雌雄別株で、これは雌花。 

ツルシキミ雄花
同、雄花。


水場分岐
立ち寄ってはいませんが、山の中腹には水場があり、この分岐を左にいきます。
登山道
何箇所かロープが、設けられています。そこは本当に滑りやすいので、雨天後には、行かない方がいいですよ。
あと100メートル
この案内板のところで、ミツマタが花を咲かせていました。しばし休憩。
ミツマタ
ミツマタ(三椏・三叉)
ジンチョウゲ科


頂上に到着です。今まで視界が利かなかったので、眺めの良さは格別です。
山頂

高の峯山

4月12日(土)
雲南市大東町の山田地区の東方に鎮座する「高の峯山」、9年前に一度、訪れた山である。地図と記憶を辿りながら、向かふ。

道標
大きな案内板があるので、その脇の狭い舗装道路を入ってゆく。この道の先は、林道作業道「数ヶ畑線」となり、未舗装になる。この作業道をしばらく進むと分岐する地点があり、ここに車を止めることができるが、お勧めしない。林道を歩くのも楽しいから・・・。林道の脇に、 
ハコベ
ハコベ(繁縷)
ナデシコ科

コハコベ
コハコベ(小繁縷)
ナデシコ科

サワハコベ
サワハコベ(沢繁縷)
ナデシコ科
ハコベとコハコベは、同じような日当たりの良いところに生えています。サワハコベは、半日陰~日陰の湿り気のあるところで、見られます。

ナガバタチツボスミレ
ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)
スミレ科

ナガハシスミレ
ナガハシスミレ(長嘴菫)
スミレ科

シハイスミレ
シハイスミレ(紫背菫)
スミレ科

ナガバタチツボスミレは、地際の葉が円心形なのに対し、茎の上位に付く葉ほど、三角状卵形~披針形と細長くなります。 ナガハシスミレは、画像のとおり、距(きょ)がなが~く突き出すので「天狗菫」の別名があります。 シハイスミレは、葉の裏面(背)が紅紫色であることからの命名です。

あ~ぁ、ずっとこごんで歩いちょったら、腰がいたていけんやになぁわ。ちょっこ、上なと見て歩かな。
キブシ

キブシ
キブシ(木五倍子)
キブシ科
背中を伸ばすとキブシイイ~

クロモジ
くろもじ(黒文字)
クスノキ科

ウグイスカグラ
ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科

和名の由来は諸説ありますが、ウグイスが関係していることは確か。熟した実は生食でき、美味しいです。
さて、もうすぐ山頂といふところで、この方がお出迎え。
タムシバ
タムシバ
モクレン科
タムシバなんて変わった名前ですが、これは葉や枝を噛むと少し酸味を伴った甘みがあり、山仕事のおやつ代わり?にかじったことから、「噛む柴」が転訛したものだそうです。実際、山歩きでくたべた時に噛むと爽快な気分に浸れます。

ゆっくり歩いても、1時間ちょっとで山頂です。北方の展望はいいですよ~。