201108/19 三瓶北の原では 観察スポット 0 8月19日(金)今日は久しぶりに出雲も涼しかったので、こうしてブログの更新が出来る状況です。さて、久しぶりに、雨上がりの9時過ぎの三瓶北の原で、草花と蜻蛉を撮影しました。まずは、草原に咲く花から。ノアズキ(野小豆)マメ科葉っぱのつき方が「クズ(葛)」に似ていることから「ヒメクズ」の別名があります。ゲンノショウコ(現の証拠)フウロソウ科キンミズヒキ(金水引)バラ科お次は、姫逃池の周りで撮影した草花。ツユクサ(露草)ツユクサ科昔から身近でありふれた草花で、親しまれてきた「ツユクサ」。ちなみに、「植物和漢異名辞林」という書物には、37もの別名が載っているとのことです。エゾシロネ(蝦夷白根)シソ科コバナエゾミソハギ(小花蝦夷禊萩)ミソハギ科お次は、蜻蛉さん。ナツアカネ♀(夏茜)トンボ科アカネ属ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)トンボ科アカネ属チョウトンボ(蝶蜻蛉)トンボ科チョウトンボ属 PR
201107/23 三瓶北の原では 観察スポット 0 7月22日(金)久しぶりに、昼飯たばこに北の原をぶらぶら。 久しぶりのお日様を喜んでいるように蝶や蜻蛉達が飛び回っていました。 かけがえのない生命が輝いているのを見て、夢中になってシャッターを切っていたら、いつもより少し休憩時間が長くなってしまいました。(反省)ミヤマアカネ(深山茜)♀トンボ科アカネ属ヒメヤブラン(姫藪蘭)ユリ科ベニシジミ(紅小灰蝶)チョウ目ベニシジミ科
201107/01 三瓶北の原では 観察スポット 0 6月30日(木)6月最後の日、陽射しがきつい日中でした。 昼飯たばこに姫逃池の方へほたほた歩いていると「ネムノキ」の木陰に「ハシブトガラス」が。 「黒い身体は、ぬくてやれん。」と、訴えているようです。姫逃池の周りでたくさんの蜻蛉達に出会いました。コサナエ(小早苗)サナエトンボ科ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)未成熟♀トンボ科ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)アオイトトンボ科キイトトンボ(黄糸蜻蛉)イトトンボ科クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)イトトンボ科ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)トンボ科
201106/30 隣の田んぼで 観察スポット 0 6月28日(火)我が家の東隣にある田んぼで今年も「アキアカネ」の羽化が始まったようで、稲の苗に羽化してそれほど時間が経過していない個体が7匹確認できた。その後、庭木の剪定をしていたら、田んぼのほうから水音がしだした。「なんだかいの?」と見に行けば、カルガモ(軽鴨)カモ目カモ科「カルガモ」のつがいみたいだ。どこからやってきたのだろう?ふと、見上げたら巣立ちしたツバメの幼鳥とその親鳥が。ツバメのほうに気をとられている間に、カルガモは何処かにいってしまいましたとさ。
201106/04 稲佐の浜で 観察スポット 0 6月2日(木)仕事帰りに大社町の「稲佐の浜」に、立ち寄った。 この時期咲く海浜の花とそれに群がる蝶を見る為だ。では、まず花から。スナビキソウ(砂引草)ムラサキ科激しい降雨があった後らしく、結構砂まみれの株が目立った。この砂浜には、小規模であるが、群落がある。 痛んだ花が多かったが、まだこれから咲くであろう蕾も多く見られた。 この「スナビキソウ」の群落に群がる蝶は、アサギマダラ(浅葱斑)チョウ目タテハチョウ科何年か前には乱舞する様をみたのだが、時間帯が遅かったのか、それとは違う要因なのかわからなかったが、一頭が「スナビキソウ」で吸蜜?を始めた。「吸蜜」?としたのは、以前に植物体の傷ついた箇所から染み出る汁を吸う行為を見かけたからなのだが、今日も同じ行動が見られた。踏みつけられて傷んだ「スナビキソウ」に口吻を伸ばす「アサギマダラ」
201105/08 大田市の片隅で 観察スポット 0 宿直明けに大田市のとある場所へ寄った。 此処は小さい川辺にある岩場で、この時期にひっそりと鮮やかな花を咲かせる草花があるのだ。ウマノアシガタ(馬の脚形)キンポウゲ科別名は「キンポウゲ」。 関係ないけど「きんぽうげ」と平仮名で書くと甲斐バンドの曲名にある。 この曲、高校時代によく練習してたなぁ。この方は、たまたま」ちかくの道端で輝いていたので写したものである。 サワハコベ(沢繁縷)ナデシコ科川沿いを歩いていたら、足元から呼ぶ声が聞こえたような気がした。 しゃがみ込むと「サワハコベ」さんだった。 湿り気のある場所がお好みだ。目的地はもうすぐ。ヒナギキョウ(雛桔梗)キキョウ科青い花が見えたので「おっ、咲いていたか」と一瞬思ったが、違っていた。 でも、この方も大好きな草花のひとつだ。 花が咲いていないと分かりにくい植物でもある。ルリハコベ(瑠璃繁縷)サクラソウ科今日のお目当てはこの方です。 名前どおり鮮やかな青色でしょ。 草丈は10cm~20cm位、径1cm前後の花をつけます。 色々調べたら帰化植物の可能性があるみたいですが、 他所では(県内)では見かけたことがありません。
201105/07 出雲の海浜近くで ~春1~ 観察スポット 0 私のお気に入りの観察スポットの一つに出雲の海浜近くの林がある。林の中を海ばたへ抜けられるように昔からの小道があって、そこをうろうろしながら、植物の写真を撮影するのだ。この場所は知人に教えてもらってから、通うようになってまだ日が浅いため、行くたびに新たな出逢いがあって楽しい。今はまだ春しか来てないのだが、季節を変えて移り行く植物の表情を記録していきたいと思う。アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)トウダイグサ科タラノキ(楤木)ウコギ科カキノキ(柿木)カキノキ科サルトリイバラ(猿捕り茨)ユリ科クサイチゴ(草苺)バラ科スダジイ(すだ椎)ブナ科イヌビワ(犬枇杷)クワ科トベラ(扉)トベラ科ハゼノキ(櫨の木、黄櫨の木)ウルシ科ヤマウルシ(ヤマウルシ)ウルシ科アマドコロ(甘野老)ユリ科最近、「アマドコロ」と聞くと「甘味処」を連想してしまう今日この頃。痩せられない。ハマエンドウ(浜豌豆)マメ科コウボウムギ(弘法麦)カヤツリグサ科ホタルカズラ(蛍蔓)ムラサキ科
201104/19 シリーズ 庭の住人 観察スポット 0 私の最も身近な自然観察フィールドは、家庭菜園や庭です。当ブログに使用した画像の中にもそこで写したものが結構あります。 これから時折、庭や家庭菜園に生息、または現れた動植物を紹介していこうと思います。トキワイカリソウ(常葉碇草)メギ科地上部の茎葉を葉のでそろう6月~7月に刈り採り、天日で乾燥し、細かく刻みます。これが生薬で淫羊霍(いんようかく)です、これは本来中国に産するイカリソウの仲間で「ホザキノイカリソウ」の漢名です。日本産のイカリソウは、和淫羊霍と呼んだ方が正解です。地上部を薬用としますが、茎には有効成分が少ないのでなるべく葉を用いるようにします。日本の民間薬として古くから、全草を用いていますが、効き目は中国産と同じといわれています。淫羊霍(いんようかく)という名は、ホザキノイカリソウを食べた羊が1日に100回も交尾するほど精力の強いところからつけられたそうです。イカリソウの地上部には、イカリインという成分が含まれています。このイカリインを用いての動物実験では、精液の分泌を促進する働きのあることが確認されています。強壮・強精剤の目的で利用されているのもうなずけますね。オオタチツボスミレ(大立坪菫)スミレ科何時ごろから、わが庭に出現したのか記憶にないのですが、徐々に生息域を拡げています。ヒメウズ(姫烏頭)キンポウゲ科小さくて目立たない植物ですが、私は妙に心惹かれる植物のひとつです。何故か「チンチンバナ」という別名があります。(^^♪クサイチゴ(草苺)バラ科「草」と名前についていますが、木苺の仲間です。あっさりした甘味の素朴な美味しさの果実が実るのが楽しみです。ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)バラ科木苺の仲間のうちで、ダントツの美味しい果実がなるんではないでしょうか? 生食はもちろん、ジャムにしても最高ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科5年前に知人から苗をいただいて、地植えにしたものが今年は沢山の花をつけました。 この方の果実も美味しいですよ。
201103/29 立久恵峡にて 観察スポット 0 3月29日(火)今日の出雲市は、春の日差しで気持ちよかった。 久しぶりに立久恵峡に向かう。 先日来た時よりも、「ミヤマカタバミ」の白が目立つ。 「ユキワリイチゲ」の淡い青紫色も素敵だ。 「ヒメオドリコソウ」の赤紫色を眺めていたら、素敵なハーモニーが聞こえてきた。腰をかがめ、耳を澄ましじっと聞き入る。「ヒメオドリコソウ」の和声トリオだ。「イチリンソウ」の群生する場所では可愛らしい蕾が準備されている。イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科コハコベ(小繁縷)ナデシコ科裂開する前の葯が可愛いでしょ。タチツボスミレ(立坪菫)スミレ科「アオイ」、「ナガバ」に次いで咲き出した、「タチツボスミレ」さん。ツルカノコソウ(蔓鹿子草)オミナエシ科開花しだした、「ツルカノコソウ」。 蕾の模様と開いた花が、「鹿の子模様」を連想させる。私が草花の撮影に熱中して、あまり動かないものだから、わりに近くまで「キンクロハジロ」さんが、寄ってきた。 潜水をしていたが、何を探していたのかな。(宍道湖なら餌の「ヤマトシジミ」)三羽仲良く泳いでいたが、一羽消え、二羽消え、そしてみんな、消えてしまった。そほど。
201102/17 春遠からじ 観察スポット 0 2月15日(火)お久しぶりです。ひと月も更新をサボってしまいました。(充電期間?ということで・・・汗)久方ぶりに立久恵峡に行って見ました。気になる植物の様子を伺いに。そうです。「ユキワリイチゲ」が気になって、いてもたってもいられず、しゃがみこんでみました。チャンチャン。え~、 うっすらと新雪がありまして、「ユキワリイチゲ」は、花茎を伸ばし蕾をつけるところまでは、至っていません。ユキワリイチゲ(雪割一華)キンポウゲ科まだまだ寒いので、例年よりも花が見られるのは遅いかもしれませんね。寒い中、この方は雄花を開いていましたよ。ヤマアイ(山藍)トウダイグサ科