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「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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7~8月の画像 1

7月の半ば過ぎから9月の頭まで、ブログ更新をサボっていましたが、写真は写していたのです。ただ、パソコンを設置してある部屋が暑くて、編集をする事が苦痛でした。朝晩が肌寒くなってきた今日この頃、またぼちぼちっと更新していきます。
では、7~8月の画像の中から、ピックアップしていきます。

クワクサ
クワクサ(桑草)
クワ科

ヒナタイノコズチ
ヒナタイノコズチ(日向猪子槌)
ヒユ科

ジュズダマ
ジュズダマ(数珠玉)
イネ科
まずは、我が家の庭の植物三品です。いわゆる雑草として嫌われている方々ですが、我が家ではモデル(被写体)として、丁重に扱われております。(ただ単に草むしりをサボっていただけ)


ハシカグサ

ハシカグサ
ハシカグサ(麻疹草)
アカネ科
葉っぱが乾くと赤茶色に変色する様を、麻疹の発疹に見立てたという説もありますが、本当の由来は不明だそうです。

ハエドクソウ

ハエドクソウ
ハエドクソウ(蝿毒草)
ハエドクソウ科
植物全体に有毒物質を含み、絞り汁から蠅の幼虫を殺す殺虫剤を作ったり蠅取り紙に利用したことからの命名。一科一属一種という、仲間のいない草です。
ハエドクソウ
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ヒナラン

ヒナラン
ヒナラン(雛蘭)
ラン科
この方は、名前のとおり小さくて可愛い蘭です。先日、立久恵峡に咲いているとの情報があり、撮影に出掛けました。普通は露岩上の苔がついている中に生えていますが、モデルになった方は人工物に苔がついていてその中にいらっしゃいました。

那岐山

続きです。

下山は東仙コースで。こちらのコースでもイワウチワはたくさん見ることが出来る。


ウスギヨウラク
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)
ツツジ科
咲き出した「ウスギヨウラク」。とてもきれいな色合い。

この東仙コースは木段が多くとても急なコースだ。降下というより落下しているように感じる事も。

ヒナウチワカエデ
ヒナウチワカエデ(雛団扇楓)
カエデ科


アサノハカエデ
アサノハカエデ(麻の葉楓)
カエデ科


クロモジ
クロモジ(黒文字)
クスノキ科


やがて、沢沿いの林道まで降りた。膝に少し違和感を覚えるが、以前よりも体重が落ちたので世話ないだろう。

良い年を。

いよいよ、2008年も残すところ僅か。本年も拙いブログにお付き合い頂きまして、有難うございます。
さて、今朝、用事で木次の方へ出掛けた折、雪をかぶったナンテン(植栽)が目につきました。

難を転ずる
ナンテン(南天)
メギ科

皆様の難を転じますように。
それでは、良い年をお迎えください。

何のために?

いよいよ、師走に入り段々と気ぜわしくなってきました。私は相変わらずのんびりしていますが・・・。
さて、先日、樹木の冬芽を観察していたら「クロキ」に花芽らしきものがついてたので、アップで撮ろうと近づいたら、花のようなものがありました。

クロキ 奇形花
「あれ、確かクロキの開花時期は春(3~4月)のはずだがな」と独り言を言いながらも、撮影しました。
クロキ 奇形花

クロキ 奇形花

上の画像のように、雄蕊や柱頭のようなものもあります。帰ってネットで調べてみると、この寒い時期に「奇形花」なるものをつける株があるそうです。けれど、何の為なのかまでは分かりませんでした。どなたか、ご存知ではありませぬか?

飯子菜

ママコナ
ママコナ(飯子菜)
ゴマノハグサ科
ご飯粒が二つ仲良く並んで
見ているだけで腹の虫がクゥーと泣いた。

無題

「暑さ寒さも彼岸まで」と云う言葉が、当を得ていたのはいつ頃までだったでしょうか。近年は残暑厳しく秋の彼岸が近くなっても日中の暑さは身に堪えます。でも、花々に逢いたくて徘徊する私です。

カラスノゴマ

カラスノゴマ
カラスノゴマ〈烏の胡麻〉
シナノキ科
昨秋、果実をつけた「カラスノゴマ」さんに初めてお目にかかり、花を見たいと、同じ場所に出掛けました。綺麗な黄色の花に感激

キンミズヒキ
キンミズヒキ(金水引)
バラ科
すぐ近くに、「私も撮って」と「キンミズヒキ」さん。綺麗な黄色の花でした。

アカネ

アカネ
整った星型の花は、径3mmほどです。
アカネ
アカネ(茜)
アカネ科
小さくて可愛い花を沢山つけているのは、「アカネ」さんです。根っこが赤いことからの命名ですが、引っこ抜いて確認はしてません。

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ
ゲンノショウコ(現の証拠)
フウロソウ科
紅白の花がまじって咲いていました。こんな可愛い植物が素晴らしい薬効成分を持っているんですねぇ。

ヤマジノホトトギス
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
ユリ科
この方も性転換する植物ですね。画像の花は雄蕊が雌蕊より、下方に降りています。つまり、雄蕊先熟で雄花の時期なんです。雄蕊が花粉を出し切ると、今度は雌蕊が降りてきて雌花の時期と変わります。同花受粉を防ぐてだてです。

シロバナサクラタデ
シロバナサクラタデ(白花桜蓼)
タデ科
この方は、雌雄異株です。ってことは画像は雄株ですな。ってことは雌株も撮影ですな。行って来ま~す。

斐川山中の湿地

斐川町の山中に湿地がある事をご存知だろうか?小さい湿地なので地図には載ってないと思う。小さいながらも此処には私の気になる植物が生きている。ラン科の植物である。その花に逢いに向かった。
シラヤマギク
シラヤマギク(白山菊)
キク科

カエデドコロ
カエデドコロ(楓野老)
ヤマノイモ科

マルバハギ
マルバハギ(丸葉萩)
マメ科

キキョウ
キキョウ(桔梗)
キキョウ科


湿地に辿り着くまでの道すがら、季節の花々を愛でて歩く事30分、目的の湿地に着いた。
ミズトンボ
ミズトンボ(水蜻蛉)
ラン科
湿地に生きる植物「ミズトンボ」である。地味な花であるが、湿地に行けば何処にでも在るというものではない。
ミズトンボ
上の画像は、花のアップである。蜻蛉の頭のごとく、丸いのが名の由来か。
此処には他にも、「ヒメシロネ」や「シロイヌノヒゲ」といった、湿地性の植物を観る事ができる。

話は変わって、道中、蜻蛉の仲間も沢山見たが驚いたのが、アオイトトンボの仲間である。
アオイトトンボ

アオイトトンボ
アオイトトンボ(青糸蜻蛉)
アオイトトンボ科
上がオス、下がメスの画像である。道中にため池の脇を通る箇所があるのだが、そこに踏み入れたとたん、わらわらと出てくる事。狭い範囲で20匹以上見ました。とても綺麗なイトトンボです。

つる(鶴 ・蔓)

今、神戸川の河口近くで「コブハクチョウ」の親子が暮らしておりますが、
コブハクチョウ
コブハクチョウ(瘤白鳥)
カモ目カモ科
画像は雛だけですがちゃんと親もおります。このコブハクチョウ一家の近くに何故か一羽だけ、
マナヅル
マナヅル(真鶴)
ツル目ツル科
「マナヅル」さんがいらっしゃいます。人馴れしているのか、近くによっても平然としているように見えます。誰か餌付けでもしているのかな?

ボタンヅル
ボタンヅル(牡丹蔓)
キンポウゲ科
マナヅルさんの次は、ボタンヅルさんです。「つる」がらみの親父ギャグ・・・失礼。

ヘクソカズラ
ヘクソカズラ(屁糞葛)
アカネ科
本当に気の毒な名前をつけられたものです。花は可愛らしいのに・・・でも、この方が庭なぞにでも生えていようなら、引き抜いてしまう身勝手な私です。

キカラスウリ
キカラスウリ(黄烏瓜)
ウリ科
花びらの先の方が糸状になっているのには、どんな意味があるのでしょう。

春 大江高山

このほど、大田市祖式町にある「大江高山」に登ってきました。ルートは山田コース往復です。この日は、天気もよく最高の山歩き日和です。目的の花も、開花していることでしょう。
山田側登山道
登山道は、大江高山を愛する地元の人たちが整備してくださっています。久しぶりに来たら、このような物が設置されていました。まさにその通りですね。
守りませう!


竹林とスギの植林地を抜けると少し急登になります。少し息が上がってきたところに、
ダンコウバイ
ダンコウバイ(壇香梅)
クスノキ科
ダンコウバイが花を付けておりました。先日、見たアブラチャンは花序に柄がありましたが、ダンコウバイには花序に柄がありませぬ。
ダンコウバイ

この山には、ミヤコアオイという名前の植物が割にあって、
ミヤコアオイ
ミヤコアオイ(都葵)
ウマノスズクサ科
この植物を食草とする、ギフチョウをみられる確率の高い山ですが、まだ早かったのか出逢えませんでした。代わりに現れたのが、
アカタテハ
アカタテハ(赤立羽)
タテハチョウ科
タテハ


ゆっくり時間をかけて登ったので、山頂には13時前に到着、少し霞んでいましたが風景を堪能して降りてきました。登山口にだいぶ近づいた所で、ヤマエンゴサクが輝いていました。
ヤマエンゴサク
ヤマエンゴサク(山延胡索)
ケシ科

そうそう、目的の花もたくさん咲いていました。ご覧ください。
ミスミソウ

ミスミソウ

ミスミソウ

ミスミソウ

ミスミソウ

ミスミソウ

ミスミソウ
ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科